わきがは突然なることはない
急に脇の臭いが気になり出すなんてことありませんか？しかし、わきがは突然発症することはありません。
それは、わきがの原因となるアポクリン腺の数は生まれつき決まっているからです。
アポクリン腺から出る汗が細菌と結び付くことによって、臭いが発生します。
そのためアポクリン腺が多いとわきがの臭いが強い傾向にあると言われています。
しかし、わきが体質があるからと言って、臭いが弱い人もいます。
臭いを強くさせる原因は、アポクリン腺の数だけでなく、生活習慣が影響していると考えられています。
乱れた食生活
日本人と比較すると欧米人の方がわきがの発症割合が多いとされています。
それは肉類や動物性タンパク質などの摂取量が多いからと言われています。
これらの食事は、アポクリン腺を刺激し、汗の分泌量をアップさせてしまう原因です。
また飲酒によってもわきがの症状が酷くなる恐れがあります。
アルコールは、汗腺を刺激し発汗量をアップさせる要因です。
わきがの症状を悪化させないためにも野菜や穀物などバランス良く食べるように心がけましょう。
また飲酒量も適度を意識するようにしてください。
ストレス
ストレス環境にあると、無意識に汗が出てきます。
そのため過剰なストレスが溜まった状態に陥ると発汗量が増えてしまうため、わきがの症状に繋がってしまいます。
またわきがの臭いが気になることでストレスがたまりやすい状態です。
そのストレスで臭いが強くなり、さらにストレスが溜まるといった悪循環に陥る可能性があるため注意しましょう。
適度な運動やゆっくりとした時間を過ごすなど、定期的にストレスを解消するようにしてください。
自分に合った趣味などをゆっくり行うことで、ストレスが軽減され、臭いが気にならない良い循環を作りましょう。
身体面（ワキ毛や汗の放置、洗い方など）
ワキ毛をそのまま放置することで、雑菌が増えやすい環境になります。
その環境下で汗をかくと、臭いが発生しやすくなります。
そのためワキ毛は、しっかり処理するようにしましょう。
また汗をかいたまま放置するのも良くありません。
臭いを発生させないためにも、こまめに汗を拭き取るようにしてください。
ただ清潔にするために、ゴシゴシこすりすぎるのは逆効果です。
脇にストレスをかけないように、やさしく拭き取るように心がけましょう。
身体を洗うときも、たっぷりの泡で軽くこするようにしてください。
わきがを悪化させないような生活習慣を心がけましょう。
臭いが気になる場合には、早めに病院受診を行うようにしてください。
早い段階で対応することで、症状の悪化を予防することができます。