わきがの臭いの特徴

一般的にわきがには、特有の臭いがあると言われています。タマネギ、カレースパイス、鉛筆の芯と形容されます。その臭いがある場合には、わきがを疑うようにしましょう。体臭であれば、全く異なる臭いになっていきます。古雑巾、加齢臭、ダイエット臭などと表現されます。これらの臭いをチェックする方法として、ガーゼやティッシュを用いるやり方があります。ティッシュを脇に1時間程度挟みましょう。そのティッシュの臭いを嗅ぎチェックしてください。または汗をかいてすぐであれば、そのまま汗を拭き取り臭いをチェックしても構いません。直接脇をかいでも、正確に臭いを判断することができないため、ティッシュなどで拭き取ってから臭いのチェックを行ってください。上記のような臭いがあるかどうか調べましょう。

わきがと体臭の違いとは

わきがと体臭は、全く違うものです。わきがはアポクリン腺から出る汗が原因となり、臭いを発生します。そのためアポクリン腺の状態によって症状は異なるため、体質が原因と言われています。一方体臭は、内蔵機能の状態やエクリン腺からの汗が原因となります。そのため、しっかり原因を取り除き、体調を整えることで症状を改善することができます。わきがなのか体臭なのかをしっかり見極めるようにしましょう。

危険な臭いの種類とは

臭いには、病気臭と呼ばれるものもあります。病気臭とは、病気にかかった人の特殊な臭いのことです。たとえば糖尿病の方であれば、少し甘い匂いがすると言われています。さらに腎機能障害があればアンモニア臭など、病気ならではの特有の臭いがあります。これらの臭いを感じた場合には、すぐに医療機関を受診しましょう。病気を治すことによって、臭いの症状が改善することがあります。

一人で悩まないで

わきがは、なかなか相談しにくいデリケートな悩みです。しかしわきがは早期発見することで、セルフケアだけで改善することも可能です。そのため、できるだけ早く専門の病院などを受診するようにしましょう。わきがに対する正しい知識を持った医師からのアドバイスをもらってください。そうすることでセルフケアが行いやすくなります。また症状によっては、専門的な治療を開始することもあります。1回でも効果が期待できる治療法など、徐々にわきが治療は進歩しています。そのため多くの治療法から、自分に合った治療法を選択しましょう。一人で悩みを抱えてしまうと、わきがを悪化させる恐れもあるため注意してください。