わきがと年齢の関係とは

わきがは、ホルモンの状態に大きく影響を受けると言われています。そのため多くの場合、思春期頃に発症しやすくなります。
わきがと密に関係しているアポクリン腺は、生まれたときから存在しています。しかしホルモンの分泌が少ない乳幼児では、わきがを発症する確率は低いものです。
13歳から22歳ごろにホルモンバランスは乱れやすくなり、わきがの症状を悪化させてしまいます。また更年期の頃に臭いが強くなる恐れもあります。更年期障害になると、通常よりも汗を多くかいてしまいます。そのためわきがの症状を酷くさせやすいと言われています。しかし更年期障害によるわきがの場合、数年経過すれば症状は落ち着くため、積極的な治療を選択することは少ないです。
制汗剤や生活習慣の見直しなどを行い、症状の緩和を図るケアを行いましょう。

わきがは年齢によって治るの?

わきがを発症する年齢のピークは20歳頃と言われています。それはアポクリン腺の成長が20歳頃に止まるからです。そのため、それ以降は徐々に臭いが落ち着いてきます。
つまり小中高などの学生時代にわきがに悩んでいても、大人になるとわきがが気にならなくなることがあります。ただ人によって、症状のレベルが違います。そのため大人になってからも臭いが気になる人も多いため注意しましょう。

20歳を過ぎて臭いが気になり出す?

わきがで悩んでいる人の中には、20歳を過ぎてから臭いに気付いた人も多くいます。これはホルモンの影響よりも食事などの影響が強いと言われています。偏食や過剰な飲酒、喫煙、ストレスなどの影響で臭いが強くなってしまうのです。そのため臭いが少しでも気になりだしたら、生活を改善することが大切です。
まずは過剰な飲酒や喫煙は控えましょう。ただ無理にやめてしまうとストレスが溜まってしまうため、逆効果です。ストレスがかからないように、自分のペースで減らすようにしてください。そして、野菜や大豆製品を積極的に摂るようにしましょう。
また腸内環境を良くすることもわきがに効果的と言われています。食物繊維などを多く含む食材を取り入れることで老廃物を排出することができます。その結果、わきがの臭いを抑制することに繋がります。
臭い対策として、デオドラントクリームなどのアイテムを使用しましょう。制汗作用や殺菌作用があるアイテムであれば、わきがの症状を抑制する効果が期待できます。
説明書を確認し、正しい使用方法を守ってください。