2人きりの時に伝える

パートナーがワキガの場合、抱き合うなど接近しているときにどうしても気になります。
そこで我慢するのではなく、相手にきちんと伝えたほうがいいでしょう。
しかしそれまで相手が気づいていない場合、ワキガであるといわれれば結構なショックです。
ですから周りに誰もない状況で話すといいです。

このとき冗談交じりではなく、むしろ真剣な感じで伝えたほうがいいでしょう。
「前からずっと思っていたことがあるんだけど…」のように前置きをしてワキガであることを伝えれば、こちらの真剣な感じが相手にも伝わるはずです。

あなたもワキガを勉強する

ただ単に「あなたワキガだよ」と伝えるだけでは、相手がただショックを受けるだけです。
大事なのはワキガという問題を2人で乗り越えることです。
そのためには、あなた自身もワキガを理解することが大事です。
ワキガは今では医療機関で治療すれば、しっかり治せます。
手術などを受けて、臭いの原因となっているアポクリン腺を除去すれば再発する心配もないです。
このようにワキガの専門的な知識も相手に伝えましょう。
同じ問題に2人一緒に向き合うことで、お互いのきずなも今まで以上に深まるでしょう。

病気ではない

ワキガといわれると人によっては「自分は病気だ」と思ってしまうかもしれません。
しかしワキガは病気ではなく、体質の一種です。
病気といわれると落ち込んでしまう人も少なくないので、「これは病気ではない」ということも一緒に伝えてあげましょう。
ある意味個性ともいえ、決して劣等感を抱く必要はないということで相手も救われた気分になります。
病気ではないといわれることで、ワキガと真剣に向き合おうという気持ちも相手の中に出てくるかもしれません。
急にワキガといわれるとパートナーが不安になってしまうかもしれないので、その不安を取り除くことも大事です。

愛情のあることを伝える

ワキガと恋人から言われればショックであると同時に「ワキガの自分を相手は嫌っているのでは?」と思う可能性があります。
そこで「あなたに対する愛情は失われていない」ということも同時に伝えるといいです。
例えば「それでもあなたのことが好き」とか「辛いことを言ってごめんなさい」などと相手を気遣う言葉も一緒に添えるといいでしょう。
そうすれば相手も「自分のことを嫌っていない」と安心するでしょう。
安心してワキガ対策に取り組もうと前向きな気持ちにもなりますので、伝え方には細心の注意を払いましょう。