薬用せっけんがおすすめ

ワキガに悩んでいるけれども医療機関に行くのは抵抗がある、時間がなかなか取れないというのであれば、セルフケアで対処することになるでしょう。
その中でも常に清潔な状態を保つことが大事です。
もし体を洗う際には薬用せっけんを活用しましょう。

そもそもワキガでわきの下の臭いがきつくなるのは、アポクリン腺という汗腺の一種です。
こちらから分泌される汗は脂質やたんぱく質を含んでいます。
こちらを餌にして雑菌が繁殖します。
そしてたんぱく質や脂質を分解するときに臭いを発するのです。
殺菌効果のある石鹸を使用すれば、これらの雑菌の繁殖を抑制できます。
つまり臭いを発生しにくくできるわけです。
自分でワキガを何とかしたいと思っているのであれば、薬用せっけんでわきの下を丁寧に洗浄しましょう。

殺菌成分の見極め方

ワキガのセルフケアとして殺菌成分の含まれた薬用せっけんがおすすめです。
では具体的にどのような成分の含まれているのがおすすめでしょうか?イソプロピルメチルフェノールやミョウバンの含まれているせっけんを購入しましょう。
イソプロピルメチルフェノールとは別名「o-シメン-5-オール」とも言い、ニキビ用の化粧水でも使われることが多い成分です。
ミョウバンも環境を酸性にして雑菌の繁殖を抑制する効果が期待されています。
成分表でこれらの有無をチェックしてみてください。

消臭成分の配合されているせっけんも

せっけんの中には消臭成分が配合されている商品もあります。
ワキガで臭いが気になっているようであれば、消臭成分の配合されているせっけんを使うのもおすすめです。
例えば活性炭や竹炭の含まれているせっけんも最近では人気です。
臭いに吸着することで消臭作用が期待できます。
そのほかにもカキタンニンや茶カテキンの配合されている商品もおすすめです。
ちなみに先ほど紹介した殺菌効果のあるミョウバンには消臭作用もあるといわれています。

保湿成分の含まれているせっけんもおすすめ

せっけんの中にはヒアルロン酸や海藻エキス、アロエエキスなど保湿効果の高い成分を配合している商品も見られます。
このような保湿作用のあるせっけんを購入するのも一つポイントになります。
というのも肌が乾燥していると、雑菌が繁殖しやすくなるからです。
また肌が乾燥しているとそれをカバーするためにアポクリン腺の働きも活発になってしまいます。
働きを抑制するためにもうるおい効果をうたっているせっけんを探してみましょう。