親がわきがだと子供はどうなるのか

わきがの原因は生活習慣や食生活が原因と言われてきましたが、最近の研究結果では親がわきがだと子供に遺伝してしまうということがわかってきました。両親のどちらかがわきがだと、子供もわきがになってしまう可能性があるというものです。子供でわきがの症状が出ることがあります。もし自分の子供がわきがだと診断されたら、気付かなくても両親がわきがの可能性があります。

アポクリン腺と遺伝の関係

わきがを含めた体臭の原因となるアポクリン腺は、生まれたときから汗腺の量は先天的に決まっています。つまりアポクリン腺は遺伝と関係があるということです。アポクリン腺の数が多ければ、小学生や中学生の成長期の段階からわきが特有の臭いを発してしまう可能性が考えられます。親がわきがの場合はこのアポクリン腺の量の多さを遺伝で受け継いでしまう可能性が高まります。今では子供でも身体への負担を最小限に留めて治療をすることができる方法があります。遺伝が原因でわきがになってしまうことは避けられません。だからこそ早い段階で子供に治療をしてあげましょう。

早期に治療をすること

親がわきがの可能性があり、自分のにおいが気になってしまう人は、一人で悩まずに専門医に診てもらい、何かしらの方法で治療をすることをおすすめします。子供のわきがであればいじめに遭ってしまう可能性があります。大人のわきがであれば職場で噂となり、余計なストレスを感じてしまいます。そうなってしまう前に何かしらの手段を考えなければいけません。そうなったときに早期治療をするようにしてください。今は切らない治療もあります。本格的に治療をしたいと思ったら保険が適用される手術もあります。費用の予算と相談しながら適している治療法を選んでください。

遺伝が原因ではない場合もある

全てのわきがの原因が遺伝というわけではありません。当然生活習慣や好む食事が大きく影響してくる可能性もあります。規則正しい生活をして、和食中心の食生活を心がけることで、わきがの症状を最小限に抑えることができます。大人になれば仕事が忙しくなり、美味しいものを食べる機会も増えてきます。それが総合的に作用して結果としてわきがになってしまいます。またホルモンバランスの崩れや生活の中のストレスによって体臭がきつくなってしまう可能性もあります。遺伝の要素だけでなく様々な原因があって体臭がきつくなるということを理解しましょう。